POP2ユーザー専用webベースメールリーダー WebPopper 3

簡易(初期設定)マニュアル

WebPopper3 は直感的に操作できるよう設計しておりますが、初めてご利用になられるときは初期設定を要しますので、主に初期設定の内容について説明させていただきます。なお、WebPopper3は POPサーバーとして pop2.be.to をご利用のお客様向けのサービスです。pop.be.to をお使いのお客様はご利用いただけません。

WebPopper3 は IMAP互換のWebベースリーダーです。すでにIMAPでpop2.be.toに接続してメールをご利用になられている方は、構築されたフォルダ環境がそのまま継承されます。ここで削除したり作成したフォルダは、他のメールソフトでアクセスしたときにも反映されることになりますのでご注意ください。見覚えがないフォルダでもシステムが使用している場合があり、不用意に削除すると、メールソフトで不具合が生じることもあります。G・PopperのようにWebメール側のみの独立したフォルダ管理ではございませんので、そのことをご理解いただいた上でご利用ください。
また、WebPopper3やメールソフトで直接pop2.be.toに構築したフォルダは、フィルターレシピの対象になりませんので、その際は大変お手数ですが、pop1.be.toにアクセス先を変更していただいて、同じフォルダを作成の上、フィルターレシピを設定ください。POP2専用フィルターレシピは現在開発中です。その間ご迷惑をおかけいたしますが何卒ご容赦くださいますようお願いいたします。

本サービスはベータ版のため、不具合が含まれる可能性があります。お気づきの点、ご要望、ご意見等がございましたら、support@be.to までお申し付けください。

内容


ログイン

URL(アドレス)は
https://www3.be.to/webpopper3/ (SSL対応)または
http://www3.be.to/webpopper3/ (SSL非対応)

ユーザー名・パスワードを入力します。
ユーザー名はbtmを除いた部分です。

SSLでは各機能を実行中やページ変遷中に一部セキュリティで保護されていないコンテンツが混在する旨のエラーが表示されます。お客様の情報等が暗号化されていないわけでありませんので、「はい」を押していただいて次へ進んでください。
不安な方は「いいえ」を押していただいても、全体の動作自体に影響はありません。

 


オプション設定

 

初めてログインされたときには、フォルダ設定に関する警告が表示されます。この警告はシステムフォルダに関する設定が未設定のときに表示されます。
システムフォルダとは、自身で自由に作れるフォルダとは別に、送信済のメールを格納したり、削除したメールを自動的に格納するために使用するフォルダです。
システムフォルダは3つあり、それぞれの役目は
下書きフォルダ=草稿、書きかけ、後日送信予定のメールを格納しておきます。
送信済みフォルダ=送信済メールが自動的に格納されます。
ごみ箱 フォルダ=削除したメールが自動的に格納されます。

削除したメールはごみ箱に移るだけなので、実際に削除するにはごみ箱フォルダに移ってから削除を行います。こうして削除したメールはサーバから完全に削除され、元に戻すことはできません。

では、「オプション」をクリックし、フォルダ設定をしてみましょう。

 

まず、警告に対するオプション設定を先にご説明いたします。
「IMAPフォルダの設定」をご覧ください。ここで各フォルダをプルダウンメニューから選んで適当に設定されれば警告は出なくなります。初めてWebPopper3にログインしたときで、過去にIMAPによるアクセスを1度も行っていない場合や、システムフォルダをサーバ上に置かないようにご利用されていた場合などは、選択すべきフォルダが(INBOX以外)ありません。サーバにシステムフォルダを置かない場合は、3つのチェックボックスのチェックをはずしてください。ここではサーバにシステムフォルダを置くことを前提に解説をしてゆきます。

もし、送信箱、下書き、こみ箱に対する適切なフォルダがない場合、つまり受信箱(INBOX)しかない場合には、「フォルダの整理」をクリックしてフォルダを作成します。

その他「差出人」や「署名」の欄は必要に応じて設定してください。

 

親フォルダをINBOXとします。他の既存のフォルダ以下に作成する場合は、適切な親フォルダを指定します。

 

ここでは送信済みフォルダを Sent と想定して作成してみます。

フォルダの作成ボタンを押すと確認を求めるダイアログ(ウィンドウ)が表示され、間違いがなければOKして進みます。

 

Sent という名前のフォルダができました。(左上のフォルダ一覧でも常に確認できます)
この要領で Draft や Trash というフォルダも作成してみます。それぞれ 下書やごみ箱に割り当てるフォルダとして作成します。

例ではアルファベットのフォルダ名ですが、漢字などの全角文字も使えます。
送信済アイテム
下書
削除済アイテム
のように機能そのもの名前にするとわかりやすくてよいかもしれません。

 

3つのシステムフォルダに割り当てるフォルダが作成できたら、再びオプションをクリックしてください。

 

IMAPフォルダの設定欄にそれぞれ3つのシステムフォルダとして作成したフォルダを指定します。
これでシステムフォルダと実際に使用するフォルダ名が結び付けられました。
設定できたら上の「保存」をクリックします。

 

正しくシステムフォルダが設定されると、フォルダ一覧の表示でフォルダのマーク(アイコン)がそれぞれ変化します。
フロッピー、矢印、リサイクルをイメージしたアイコンに変わります)

普通のIMAPフォルダはこれらのマークはつきません。

 


新規作成

 

メールを新規に作成するときは「新規作成」をクリックします。

 

すると宛先などの基本情報の他、エディタライクなインターフェースが表示されます。この機能によって、文字の大きさや色を変えたりできますがこれはhtmlメールの場合です。デフォルト(初期値)はhtmlメールになっていますので、必要に応じてテキスト形式に切り換えて作成してください。

現在ベータ版ではファイルの添付は行えません。(添付ファイルのあるメールを受信することはできます)

 


受信メール

 

受信メール(INBOX)をクリックすると、受信したメールがある場合は上のように差出人や件名などの一覧が表示されます。
受信したメールには の アイコンが付きます。
メールを読む(既読になる)と のアイコンに変わります。
また、添付ファイルがあるメールには のアイコンが付きます。

 


メールの移動・削除

 

メールを削除する場合は、一覧から削除するメールをチェックし、「削除」をクリックするか、Trash(ゴミ箱)へ移動させます。

他のフォルダへの移動も、このようにフォルダを選択してメールを移動をクリックして行います。